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NPO法人 東京養育家庭の会
Newsこんにちは
令和6(2024)年3月29日発行 第48号
発行:NPO法人東京養育家庭の会 発行責任者:能登和子
養育家庭制度50周年の取り組み
昭和48年(1973年)東京都は、親と暮らせない乳幼児にとって施設養護か里親養育かの論議のすえ、養子縁組を目的としない「養育家庭制度」を発足させました。
発足当初、公民3ヵ所の児童養護施設に養育家庭センターを設置し、各1名のセンターワーカーが配置されました。そして平成13年(2001年)度に養育家庭センターが終了するまで9センター18名のセンターワーカーで、現在のフォスタリング機関のような仕事をしてきました 。平成14年以降は(ご存知の方も多いと思いますが)、児童相談所が里親支援を担うようになりました。その後、フォスタリング機関へと移る流れのなかに今あります。
そうしたなか、令和4年に東京都養育家庭制度が50周年を迎えました。本年度は1年遅れの「50周年」です。記念企画として、11月の「感謝と交流の集い」で、里子さんたちに葛西臨海公園から両国までの水上バス遊覧を当会からプレゼントしました。
また記念企画第2弾として、これまでの東京都養育家庭制度の歩みと、先輩方が子どもたちのために制度を作りあげてこられた道のりをまとめた小冊子を令和6年末までに作る予定です。
11月3日「感謝と交流の集い」で葛西臨海水族園に、里子の中高生女子二人と「今日は一日の遠出を楽しもう」と八王子から電車に乗って出かけました。二人とも、初めての葛西臨海公園で、かつ50周年記念のイベントということで水上バス乗船を楽しみにしていました。
午前は里親のみ表彰式列席、子どもたちは水族園見学。午後はお楽しみの水上バス乗船。
この日は朝から快晴で、半袖になれるくらいの気温と雲一つない青空。海風も清々しく景色も素晴らしい。臨海公園を出航してしばらくすると、カモメが船を追いかけてくるので、子どもたちは大はしゃぎ! 倉庫群の前では、巨大クレーンと大きなコンテナ船を真下から見上げるというなかなか見ることのできない迫力ある風景に遭遇。右手にお台場、左手に高層ビル群を見ながら、レインボーブリッジの下をくぐり隅田川のほうへ。隅田川に入ってからは、すれ違う遊覧船や屋形船、岸を散歩する人たちと手を振り合ったり、身をかがめて橋の下を通り抜けたりと、ワクワクする楽しいアトラクション的な場面もあり、あっという間の1時間でした。
どのご家庭も思い思いに楽しんでいらっしゃいました。このような素敵な体験をさせて頂き、本当にありがとうございました。
「今度は、家族みんなで来たいね」と言って、両国をあとにしました。(高村志保/みどり)
「水上バスに乗せていただいて」
各種団体からの東京都予算に対するヒアリング
11月22日、令和6年度東京都予算に対するヒアリングのために理事6名で都庁を訪問し、皆さまから寄せられた要望のうち重点的に下記の3点を伝えました。
(1)里親身分証明書(仮称)の発行及び受診券のカード型被保険証への変更
(2)外国籍の子どもへの対応
(3)高校生特別育成費の用途、支弁方法の変更
小池百合子都知事から(1)マイナンバーカードとの連携も含めた発行についての検討、(3)大学受験が当たり前になっている現状に合わせて委託費の増額を検討する。また佐藤智秀東京都福祉局長からは(2)児童相談所が関係機関と連携して対応する、というそれぞれの回答がありました。
ヒアリング終了後には、見本として中野区の受診券の拡大コピーを都知事に手渡す場面もありました。年々、都知事の養育家庭制度に対する理解が深まっている印象と手応えを感じました。
(※2024年1月26日に東京都から正式な回答を頂きました。詳細は当会のホームページ>各種情報>都への要望及び4月1日発行の「Tokyo里親net」をご覧下さい)
今後も里子の養育環境の向上にむけて要望をあげてまいります。東京都への要望聞き取りのために各支部に訪問する際にはご意見をお聞かせ下さいますようお願い致します。(綱嶋美奈/育里たんぽぽ)
2回目の児童相談所所長との懇談会
2月14日に児相センター5階にて、昨年に引き続き2回目の東京都管轄の児童相談所所長との懇談会が行われました。
東京都からは福祉局の育成支援課、家庭支援課、児相長4名と職員合わせて13名、当会からは理事(今井・髙木・綱嶋・四条)の4名が出席しました。
今回の議題は2点、フォスタリング機関からの支援と、各児相による対応の違いについてです。
1点目は、フォスタリング機関による里親への支援の偏りがあるのではないか、支部によっては他と同等のサービスが受けられていないのではないか、里親子関係が良好な機関とそうでない機関の差が生まれている、各フォスタリング機関の対応がまちまちである旨を話し合いました。児相長からは、「プロポーザル後に選ばれた機関であり、里親子への対応も指摘を受けていることはプロポーザルに記載されている内容である。しかし滞りなく里親に支援が届くように指導する」という返答を頂きました。
2点目の各児相による対応の違いについては、委託・措置変更・未委託家庭や措置延長等に対する全体的な基準を示して欲しい旨を伝えました。しかし、「個々の事案の対応が異なること、里子・里親の個人情報に絡む事情もある」とのことで、基準を明確に提示するとの回答は得られませんでした。この現況ながら、里親が納得できるまで説明して下さるようお願いしました。
その他、高齢児の措置費や里親の広報活動等にまで話題が広がりました。最後にこの懇談会を毎年、定例として開催して頂けるようお願いして散会となりました。
15時から始まり16時30分までの1時間半、中身の濃い話し合いとなりました。これも各支部から寄せられた会員さんの声のおかげです。東京都への要望書作成のために支部訪問した際は、会員の皆さんのご意見をお寄せ下さい。どうぞよろしくお願い致します。
余談ですが、この日の会議の冒頭に、東京都から出席予定の2名が緊急対応のため「欠席」と発表がありました。その夕刻、虐待による事件の報道を目にしました。里親として社会的養護に関わることにより、痛ましいニュースをなくせたらと改めて思いました。(今井信吾/日だまり)
日ごとに秋が深まる10月の21、22日「テレビ朝日福祉文化事業団」からご招待の『高嶋ちさ子のザワつく!音楽会』を、申込者22家庭、52名の里親子で鑑賞してきました。
事前に案内されたスケジュールには出演者との面会が記載されていました。当日は、心躍らせる様子の皆さんが招待者受付でマラカスとチケットを受け取り、特別観覧席に案内されました。座席はステージがよく見渡せるボックス席で、招待企業様の温かい歓待に感謝の気持ちがわき起こってきました。
幕が開くとテレビでおなじみの出演者たちが登場し、クイズや一発芸を披露。その後、オーケストラやバイオリンの演奏へとプログラムが進み、芸能人のソロ演奏が始まる頃には観客と出演者の一体感は最高潮に達しました。今回の出演者がアマチュアながらに真剣に練習に励んできた様子が紹介されると、感動と応援の声が増し、マラカスの光と音が波のように会場を優しく包みこみました。
終演後には出演者との記念撮影が行われ、子どもたちが感想を伝えました。そして後日、親子でお礼状を送りました。一部紹介します。
「みんな一生懸命やっていて感動した! ぼくも一緒にやりたくなった!」
「出演者の方の音楽を純粋に楽しむ気持ちと、美しい音色に心が洗われるような気がしました」
「親子ともども、楽しい毎日を過ごしていこうと、パワーをもらいました」
事務局では今後も物品寄贈のみならず、スポーツ・文化など多方面のイベント招待の機会を大切にして、一つ一つの行事催行に丁寧に取り組んでいきたいと思っています。(江森千代美/アトム)
10月28、29日に第68回全国里親大会が、兵庫県大会として神戸国際会議場にて開催されました。
大会では、長年養育してこられた全国の里親さんの表彰が行われます。東京からは、ホッブスご夫妻、笹渕ご夫妻、北村ご夫妻の3家庭が表彰されました。このなかで2家庭の里親さんがご参加下さいました。今回の大会テーマは「いっしょに歩こ 希望の架け橋 こどもの未来へ」で、基調講演は関西大学山縣教授の「社会的養育の推進と里親制度・里親養育」でした。その後、分科会テーマごとに参加者の関心のある勉強会に参加しました。
また、新型コロナも落ち着いてきたことから、子ども企画が再開されました。里親さんが学んでいる間は託児があり、小学生以上は科学館やステンドグラス作成、神戸動物園来園と2日間楽しんでいたようです。
次年度は、福井県にて開催予定です。子ども家庭庁も設立され、社会的養護の子どもを取り巻く環境が大きく変わろうとしています。ご都合のつく会員さんは参加して、全国の里親さんと一緒に交流したり互いに学びあったりしてはいかがでしょうか。(星野優子/かがやき)
Q.受託児童のマイナンバーカードを作りたいのですが、どうしたらいいですか?
A.まずは親担当の児相に連絡しましょう。現在では受託児童のマイナンバーカードの発行手続きは一部を除いて可能です。(一部、親権者の同意が必要になる場合がある)
Q.申請はどうすればよいですか?
A.交付申請者は以下の通りです。
1)受託児童が15歳以上の場合 ― 児童本人が申請
2)受託児童が15歳未満で法定代理人がいる場合 ― 法定代理人
3)受託児童が15歳未満で法定代理人が不在、または法定代理人による申請が困難な場合 ― 里親
Q.上記3)の里親が受託児童のマイナンバーカードの交付を受ける際はどうすればいいですか?
A.各自治体で対応が違うので、まずは区市町村の窓口に確認し、以下の書類を用意しましょう。
①措置通知書
②事情説明書(自治体で求められた場合は子ども担当児相に作成依頼する)
Q.発行されたマイナンバーカードの管理は?
A.受託児童の所有物ですので、母子健康手帳などと同様に里親が保管管理しましょう。(令和6年3月発行「里親のしおり」p.92より)
■会場:国立オリンピック記念青少年総合センター
■日時:令和6年6月2日(日)
①10:30~12:00 学習会(内容・講師等の詳細は後日メールにてご案内します)(昼食)
②13:30~14:00 東京都より制度説明
③14:00~15:00 通常総会(総会議案書は5月中旬にメール送信予定です)






<東京都養育家庭制度50周年記念企画 Ⅰ >
行程:葛西臨海公園~両国リバーセンター






東京養育家庭の会理事長 能登 和子(すこやか)


*当日のヒアリングはマスコミに公開され、映像も東京都のホームページにアップされています。
(YouTube【公式】東京都財務局チャンネル QRコードから視聴できます)
34:42 東京養育家庭の会入場
47:06 中野区の受診券の拡大コピーを都知事に手渡す場面
令和5年度 招待行事報告

今年度もさまざまな団体・企業様から「東京養育家庭の会」会員の里子たちにたくさんの招待を頂きました。
ありがとうございました !
『 高嶋ちさ子のザワつく!音楽会 』参加報告
第68回 全国里親大会 ~兵庫県大会~
第2回「こんな時に便利!」里親さんお役立ちコーナー
「受託児童のマイナンバーカード」について教えて下さい
NPO法人東京養育家庭の会
令和6年度 第21回 通常総会のお知らせ
事務局より 今後の予定
●3月~5月 各支部訪問
●4月6日(土)巣立たせた里親のつどい(申込みは終了しました)
●4月21日(日)第7回理事会(令和6年度予算理事会)
●5月12日(日)第8回理事会(令和5年度決算理事会)
●6月2日(日)通常総会
※ 直接申し込みのため人数等不明
左から世田谷区児相長 河島 貴子さん、ホッブスさん、笹渕さん、児相センター里親担当児童福祉司 秋山さん